昨年の秋に専業農家のN澤くんからもらった大量の柿は、干し柿にした後、保存食として我が家の冷蔵庫に大切に保管されている。
すなわち、
①そのままジップロックで冷凍保存
②ラム酒漬けにして冷蔵保存
いつも野菜をいただいているN澤くんに、お礼としてラム酒漬け干し柿を使ったスイーツをお届けしよう、と考えた。
干し柿は、傷をつけることで白い糖をたっぷりつけることができたものを、糖を落とさずにラム酒漬けにしたものと、糖を落として漬けたものの2パターンを作ったのだが・・・
見た目は違いなし。つついた感じも違いは・・・ないなぁ。
食べてみっかね。
違い、分かんね。そんなら、せっかく苦労して付けた糖だから、落とさず漬けた方が気分がいいわなー。ウッドデッカー五十郎の来シーズンの方針決定である。
また、柿の皮は乾燥させてミキサーにかけ、パウダー状にして保存。
これらを使ってパウンドケーキを作ったぞー。
スイーツおやじ、五十郎の手慣れた菓子作り、見事であろう。
まずは、帰省していた我が家の女子大生・長女に手土産。めざとく見つけたJK次女が、すかさずパクリ。女子は甘い誘惑にどん欲である。
ちなみに、次女は反抗期真っ盛りのJKであるが、 菓子作りが好きなため、スイーツ談義はフランクにおやじ五十郎と話をする。おやじスイーツの思わぬ副作用だ。反抗期にお悩みの御仁にもおすすめのスイーツ作りである。
気を取り直してN澤くん用に、もういっちょう。
抹茶を混ぜた大人仕様のパウンドケーキである。抹茶と干し柿はマッチする。
干し柿を作ってラム酒漬けにと、かなりスローな手作りスイーツ。とても豊かな食べ物である。