おやじのチューボー残念スイーツパラダイス

サツマイモも、いただきまして。ぜいたくに干し芋&スイーツに挑戦 食べ方考察

齢50代、無職につき、いろいろとぜいたく時間を過ごしたくなるわけで。

専業農家のN沢くんからいただいたのは、実は柿だけではなかった。N沢くんちのジジこと、父君が作っているサツマイモもたっぷりと。

もらったのは、形が悪いなどの理由で出荷できないはねたもの。紅はるか、新潟では芋ジェンヌとしても売られている濃厚な甘みとネットリした触感の芋である。もちろん、味は市場に出てゆく商品と違いがあるわけもない、極上のサツマイモですよ。

大き目のレジ袋に満杯ぐらいの量をいただいたサツマイモ、存分に堪能させてもらいます。

芋好きの娘のために、干し芋に挑戦

世の中にサツマイモが好きな女性が多いのは、なぜ? 何かScienceな理由があるのか、どうか。ご婦人方は、クリなどのホクホク系がお好きですねぇ。我が家のヨメ、ムスメたちもご多分に漏れずホクホク好き。東京に住む大学生の長女のために、干し柿づくりに続いて干し芋づくりにもチャレンジした。

挑戦といっても、弱火でじっくり40から50分かけてふかしたサツマイモを切って干す。

それだけなんだけどね。干す環境は柿で整っているので、面倒はほとんどなし。ただただ、時間が必要なのだ。東京で、時間に追われてせかせか歩んでいるであろう娘よ。この干し芋で、『時間』の意味を、ぜいたくさを、噛みしめるのだぞ。

Dryfoodを考察。デッキ、デッカー、デッカード?

このSLOWさ、干し柿に負けず劣らず。何かにつけてスピードと結果が求められる昨今、時間は貴重な資産かも。そう考えると、こうした食べ物って本当にぜいたくだよなぁ。

「いま俺、超ゼータクな高級食品を自家製で作ってるぜ。どうだい、スゴイだろう」。などとひとりごちながら、うっとりとウッドデッキを眺める私。

干し芋アップ

ウッドデッカー、または短くデッカーなどと名乗ろうか。いとうせいこうのベランダーに倣って。デッカー。BLADERUNNERのデッカードみたいな響きだな。「ふたつで十分ですよ」「No,two two four」、とかね。

オヤジ、50歳を超えてスイーツ作りにも挑戦

さて、こうなってくると干すだけでは芸がないなと思い始める。芋が干されるのが待ちきれず、いろいろやりたがるのが、オヤジである。反抗期で私を遠ざけ気味ながら食べ物にはどん欲なJKの次女に、食べたいサツマイモメニューを尋ねたところ、スイートポテトが食べたいとな。そんなこともあろうかと、調理用にイモを残しておいた私。

スイートポテトって、どんなん? と思いながら、「任せとき」と安請け合いして作ったのがこれ。

ただのポテトではつまらんので、吊るしていた干し柿をイン。 N沢くんFarm Specialである。 スイーツ初心者のおっさんでも作れるサツマイモ&干し柿の簡単レシピ。シンプルながら変化球を投げたくなるのも、オヤジの性だ。なかなかマッチした味わい。どん欲JKの次女は、2個、3個とパクパクが止まらない。そんなに食べると肥えるぞ、オイ。