みちくさの日々パン屋さんぽ

【大阪・京都のおすすめパン屋 ハード計】「HATSUTATSU 天六店」のライ麦パン、バタールでブラ散歩

ライ麦や小麦の外皮に多く含まれる「アルキルレゾルシノール」という成分が、『長生き遺伝子』と呼ばれるサーチュイン遺伝子を活性化させる。当ブログでも記してきた、東京工科大学の研究発表だ。

パン好きだけど、健康面やグルテンフリーの論説も気になる、と言う場合の折衷案、選択肢として、近頃はライ麦パンを買うようになった。

寄席で上方落語を見ようと、「繁昌亭」とチケットを買っていたので、その前に。日本一の長さを誇る天満橋筋商店街をたっぷり歩いた。

先日、中津の「HATSUTATSU」で買ったライ麦パンが良かったので、天満橋筋商店街の「HATSUTATSU天六店」を訪れた。商品がまだ揃っているだろう昼の時間帯を狙った。2月の3連休、天気が良く人通りも多い、土曜日の12時過ぎ。

品揃えは豊富で、惣菜系や甘い系がいろいろ。惣菜系は、結局は具の味が勝ってしまい、パンの存在感が薄れると思う。満足感を左右するのは具になってしまい、突き詰めれば「パンじゃなくていいじゃん」と思ってしまうので、あまり食指が動かない私。故に、違いが分かりやすいハード系をしつこく追い求めているのです。でも、甘い系はおやつになるので、ふらふらと買ってしまったりもする、意思薄弱な俺。

目当てのライ麦パンが店頭になかったので店員さんに聞いてみたら、店の奥から持ってきてくれた。「まだ温かいので紙袋にお入れしますね」と。「はい」とお願いした。奥で焼き続けているのだろうか。

ライ麦パンの「ロッゲン ブロート」のハーフ350円、「バタール ペイザンヌ」290円、スイーツ系のパン2つ、「パンヴィエノワ」180円と「ゴツゴツですね。」180円を買って、ちょうど千円だった。リーズナブルな価格設定も好印象。

ライ麦パン(左上)はひまわりの種をたっぷりあしらっている。

ライ麦パンと一緒に運んできたハード系が気になったので、何のパンか尋ねてみると、「全粒粉のパンです。ライ麦とはまた違った味を楽しめます。ぜひ、またお越しくださいね」。

昼時で混んでいたのだのだが、本当にそう思ってないと言えない言葉。とても丁寧な対応で気持ちが良い店です。中津の店も、両店ともおすすめです。

さて、ライ麦パン「ロッゲン ブロート」は既に計測済みなので、今回はバタール290円を計った。

おそらく、当サイトの他にはないであろう、人気店のパンの裏側、底面である。レア画像ですぜ。

長さは約34センチ。

胴回りは約26センチ。

重さは284キロ。なかなか、ボリューミーである。

「HATUTATSU 天六店」の場所はこちら。