いただきモノ凸凹グルメ散歩

旬の長ネギはツヤツヤ、プリプリ!新鮮さを最大限に生かすネギレシピは?

専業農家のN沢くんから、今が旬の長ネギをたくさんもらった。

 細い、曲がっている、などの理由で規格外のため、市場で受け入れてもらえない可哀そうなネギたちである。

 新潟では〝やわ肌ネギ〟として売られている、艶々して甘ーい長ネギ。触ってみると、しっとりプリプリの肌触り。さすが、旬の野菜だ。やわ肌ネギと言えばNegicco(ねぎっこ)。もともとは、このやわ肌ネギのセールスのために結成されたご当地アイドル。確かデビュー時はまだ中学生だったけど、今やすっかり大人になったねぇ。

 さていただきモノのネギは規格外ではあるが、もちろん、味も香りも売られている商品と変わりはなし。細いので、まあ、噛み応えという点では違いがあるといえばある。大した差ではないけどね。

 味は変わらないのに規格外のネギ。出荷できなければ採っても無駄なので、たい肥にまわしてしまう農家さんも多いとか。これはいわゆる食品ロス? いや、販売が前提ではないので「食品」ではなく、植物と考えるべき? 待て待て、おいしく食べることができるので、やっぱり食品か?

 どちらにせよ、私がしっかり味わわせていただきます。

 さて、日持ちはかなりいい野菜である、長ネギ。でもやっぱり、新鮮なうちのうまさは格別。

 フレッシュな長ネギは、調理するとトロトロしたヌルがたくさん出てきて甘みも香りも素晴らしい。本当に新鮮なものは、このヌルが果物のような香りを放つのでびっくりする。まさに、ワンダフル。

 さあ、今度はどうやって食べようか。シンプルに炒めてもうまいし、パンに入れてもうまかった。玉ねぎのつもりでトマトペーストにしてもいい。フレッシュなうちに、ガンガン食べるぞー。