暖冬対策&勝手に新潟観光振興企画、一足早い桜・花見スポット紹介の第5弾だ。新型コロナウイルスのせいで、日本も世界も産業やら観光やら大打撃だが、がんばろうぜ、新潟!
「ネット検索上位サイトって、どの記事もほぼ一緒だなぁ」と感じている私、五十郎が、ひと味違う新潟観光・レジャー情報発信に努める所存です、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
今回は、新潟市内でも最も人気の高い花見スポットのひとつにして私も子供と通った公園、新潟県立鳥屋野潟公園と、立ち寄りパン屋さんを紹介する。
鳥屋野潟公園を詳しく
毎年3月下旬頃から暖かくなり始めると、子供連れの家族客でにぎわいだす新潟市の人気の公園、新潟県立鳥屋野潟公園。
新潟の冬は長く、太陽があまり顔を出さないので、春を心待ちにするファミリーはとても多い。暖かくなると、待ってましたとばかりに各地の公園は、子供たちの笑い声であふれ始めるのである。春は、そんな心温まる季節でもある。
少々分かりにくいのだが、鳥屋野潟公園は鳥屋野潟をはさんで二か所ある。鐘木地区と女池地区だ。
↓鐘木地区はこちら。
鐘木地区は敷地面積が広く、遊具遊びやボール遊び、バドミントン、散歩、ジョギング、ハクチョウやキツツキなどのバードウォッチグなどなど、多彩に楽しめる。駐車可能台数も多いので利用しやすい。 あまり知られていないが、インフォメーションセンター(事務所)ではボール やラケットなどの貸し出しも行っている。(事務所はここ↓)
↓また、鳥屋野潟をはさんだ女池地区はこちら。
女池地区は管理が異なるものの新潟県立図書館とほぼ一体化しており、実際、読書も周辺散策も楽しむ私のような人間にはとても楽しい充実スポットだ。
また、先ほどの鐘木地区に隣接する形で、指定管理業者が異なる鳥屋野潟スポーツ公園があり、ややこしい。それぞれ駐車場が異なるので、ご利用の際はご確認を。
鳥屋野潟スポーツ公園の駐車場はここ。
五十郎の前職の職場は地元出版社だったが、この違いを理解している人は多分いなかった。まあ、遊ぶだけなら分からなくても問題ないんだけどね。
図書館、パン屋、産直etc 合わせワザで遊ぶ
毎年、4月中旬の花見時期になると、駐車場が大混雑する鳥屋野潟周辺。サクラ、花見が目当てなら、早めの時間にでかけて車をとめるのがおすすめ。特に女池地区は周辺に一般住宅が多いので、くれぐれも路上駐車はしないようにご注意を。
鳥屋野潟の周辺には、レジャースポットが数多い。
私もよく通った新潟県立自然科学館は、子供が遊びながら科学が学べるほか、番組が豊富なプラネタリウムも人気でカップルのデートにもおすすめ。
いくとぴあ食花は 産直市場やレストランなどが並ぶ 。市場では地物野菜のほか、日本酒などの地酒やご当地の土産もそろうので、県外客を連れて行くのもいい。
さらに競技場のデンカビッグスワンスタジアムなどなど、鳥屋野潟周辺は県立・市立の施設が充実。オシャレな家具やインテリアを扱うS.H.Sもあり、休日の憩いのエリアである。
新潟県立鳥屋野潟公園は、のんびり花見ももちろんいいが、週末に開催される多様なイベントは、私が特におすすめするポイント。
我が家の子どもが小さかった頃は指定管理業者が違ったためなかったのだが、現在は自然観察系の催しや、クラフト系のイベントが豊富になっている。うちの子が今、小さかったら、きっと毎週参加である。
鳥屋野潟や公園で見られる虫や鳥、植物を公園スタッフが解説しながら園内をガイドしたり、園内の植物を利用してクラフトを楽しんだりと、子供が自然に興味を持つきっかけ作りに積極的なのである。とてもいい試みだ。
公園のHPで随時、情報発信しているので、興味があったらぜひ。私は前職でおつきあいがあったのでスタッフの皆さんとも顔なじみだが、とても気さくないい人たちである。
鳥屋野潟の水辺を整備した公園では、ハクチョウやカンムリカイツブリ、キツツキのアカゲラ・アオゲラ、フクロウのトラフズク(↓下に写真あり)やカワセミなどの野鳥、カブトムシやクワガタムシ、カミキリムシなどの昆虫も観察できる。市街地の近くで豊かな自然を実感できる、魅力あふれるスポットである。
信濃川と阿賀野川の土砂が作った越後平野ゆえに、今も古くからある潟が市内に点在しているのも興味深い。
↑越後平野と鳥屋野潟はこんなかんじで形成。こちらにサイト内関連記事あり。 ぜひどうぞ。
また近頃、パン屋さんがブームでとても人気が高いが、ホームメイドでパンを楽しんでいる五十郎がおすすめする店が公園の近くにあり。
「カーブドッチとやの」のパン屋さんだ。
カーブドッチは、新潟市西蒲区の砂丘地(土砂が作った肥沃な大地である)にあるワイナリーだが、ワインもさることながらパンが何を食べてもとてもおいしい。自家製酵母で作るパンである。
自家製酵母となると、ホームメイドで気軽に真似ができない。ゆえに、我が家でもつい、ここのパンは購入してしまうのだ。うまいですよ。
新潟県立図書館も近くにある。本当にこのエリア、充実しているなぁ。今年も図書館のアイドル、フクロウのトラフズクたちが来ている。ちょっと見上げて、癒しのひと時。
そんなわけで、花見に限らず今でもほぼ毎週、いずれかの施設に足を運んでいる私である。
新潟市内なら、自然をたっぷり楽しめ、春は桜のピンクと菜の花の黄色の共演が美しい、新潟市西蒲区の上堰潟公園もおすすめ。こちらの記事もどうぞ。