庭でミニ家庭菜園を作っている私。野菜のほかに、野草(俗に言う雑草も)も栽培している。庭で育てているのでもやは野草ではない。菜園であり庭草である。
庭草でクッキングを楽しみ、自然を感じたり、時には夜空の星を見上げて一杯やりながら宇宙までも感じよう、という壮大さが自慢の、【庭草クッキング(仮タイトル)】のコンセプトなのであーる。エヘン。
さて、昨秋に種蒔きした人参。セリ科の植物で、虫が付きにくいため管理が楽なのが魅力の野菜である。
しかし、我が家の庭は日当たりがメチャクチャ悪く、多分、日照不足のせいで全然育たず、春先になってようやく葉っぱが伸びてきた。近頃、日照時間が増えたことも幸いしたのか。葉が茂ってきたので、今日はいよいよ食べちゃおうと思って抜いてみたら。
アジャパー、ニンジン部分が超プリティー。
日当たりが悪いと、こんなことになるんだね。でも根っこが全然ないのに、立派な葉っぱ。
ニンジンは、葉っぱの方も栄養満点。捨てるなんてもったいないので、スーパーや産直なんかでもぜひ葉っぱ付きで売って欲しいと思う。
そうそう、実は玉ねぎも、収穫適期の前の若いヤツの葉っぱは甘くてメチャクチャうまいよ。以前、市民農園での経験で得た知識。適期前なんで農協が買い取らないのかどうか知らないけど、こんなに上手いのにな。と思っていたら、最近、産直なんかでよく見るようになった。今度、買ってみようか。
さて、この人参の葉っぱ。そのまま食べてみたら、春菊のクセを薄めて甘みをちょっと加えたような感じ。普通の人参の葉っぱより柔らかめで、むしろ食べやすそうだぞ。
「いけるね。うまい」と、ひとりごちて台所に向かった私。
野菜スープを作るつもりだったので、刻んで入れて、自然の恵みを味わったのさ。