みちくさの日々パン屋さんぽ

【大阪・京都のおすすめパン屋 ハード計】 京都市のホーフベッカライ エーデッガー・タックス Hofbäckerei Edegger-Taxのライ麦パン パン屋巡りブラ散歩

京都に行く用事があったので、気になっていた「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス Hofbäckerei Edegger-Tax」へ。

オーストリアのハプスブルグ家にパンを献上してきた御用達店、「ホーフベッカライ」で修行を積んだ日本人シェフが、お菓子やパンを作っている店だとか。

ライ麦パンが商品のラインナップにあるので、王様が食べてきたというパンをぜひ味わってみたいと思っていたのだ。いや待てよ、パンは他店と違う特別感があまりなさそうだし、お菓子の方が王室感を堪能できるのか?などと考えたりしたが、「スイーツ、特に追いかけてないし」と、思い直して、ブレずにハード系を攻めることに。

日曜日の夕方4時30分頃。パンはほぼ売り切れ、残っていたのはこのライ麦パンのみ。ライ麦がどれくらい入っているか聞いてみると「70%です」。シュタインオーフン ハーフ540円をせっかくなので購入した。

ケーキなどのスイーツも残っていたのは3種類ほど。休日は早めに売り切れてしまうのだろうか。3月に入って春休みの学生さんが多いせいか、お客さんが増えているらしい。虫も人も、暖かくなると動きが活発になるもんね。

こちら、シュタインオーフン ハーフ540円である。ハプスブルグ家、王室の御用達だけあってなかなかのお値段ですな。

結構大きいので食べきれるかな、と心のなかでつぶやいていたら、「冷凍保存もできますよ」と女性店員さん。なぜ、分かったのだ?

帰宅後、「早く食べたい」欲望を押さえてお約束の『ハード計』である。ストイックにハードボイルドにハードパンを計測した。

シュタインオーフン ハーフ540円。王室御用達ながら、クープではなく自然に任せた感じの、表面のワイルドな割れ具合が印象的。

なかなか気にする人はいないであろう、底面の様子。じっくり観察しよう。