自宅の食事の作り置きに、コッペパンをよく作る。今回は、ライ麦入りに挑戦。
テニスのジョコビッチなどのトップアスリートがグルテンフリーを徹底し、パンを食べてはいけないとする本もあるなど、ヘルシーフードとしては肩身が狭かったりする小麦粉。
本当だろうかと、それなりに気にかける一方で、ライ麦や全粒粉は体に良いとの言説もあり、何が正しいのか謎だらけなのが「食と健康」の世界。
そんな中、ライ麦と長生きに関する記事を見つけた。
東京工科大学の今井伸二郎教授(応用生物学)によると、ライ麦や小麦の外皮に多く含まれる「アルキルレゾルシノール」という成分が、『長生き遺伝子』と呼ばれるサーチュイン遺伝子を活性化させたため
、とのこと。(東京工科大学HP)
じゃ早速、自作のコッペパンにライ麦を入れてみようと考えた。ライ麦はグルテンが少ないため膨らみづらいと、大阪パン屋巡りの日々で店主から聞いたり、実際にライ麦パンを食べて実感してはいた。
「パンデュース PAINDUCE」のバゲット。ブランジュリ P&Bのライ麦パン。梅田のル ブーランジェ ドゥ モンジュのパン・ド・セーグル・アルモン。
ライ麦といえばハード系ばかりなので、コッペパンとライ麦はミスマッチかもと思いつつ、ものは試しで挑戦しよう。
生地の30%ほどをライ麦で作成。低温長時間発酵で約24時間。
焼いたところ、意外と膨らんだ。30%では、あまり大きな影響はないのかな?