大阪市内でひときわレトロ建築が多い御堂筋界隈。今日は、レトロ建築の送水口をテーマに、ブラ散歩。ゴールは人気パン屋のハードパンをご褒美に。
本町駅から梅田方面へ。レトロ建築として有名な「綿業会館」。
昭和6年(1931年)竣工、翌1月1日に開館したという建物。設計は渡辺節、村野藤吾氏も参画と公式HPで説明。内部には会員しか入れないが、月に一度、有料の見学会がある様子。へぇー、見てみたいなぁ。
気になる送水口はこちら。新しいものに変えられたのかな?
続いて、大阪ガスビルへ。アールのデザインが美しいカド丸建築。
送水口はこんな感じ。
マニアの集いでは、磨きイベントなどもあるという送水口の世界。
ピカピカにしている大阪ガス送水口では、勝手に磨かれないようにカメラで監視している様子(冗談です)。
道修町(どしょうまち)は、江戸時代に薬酒問屋が軒を並べた薬の町。
武田薬品、塩野義製薬などなど、多くの薬品会社の発祥の地である。
これは、武田の建物。
健康の神・医薬の神として知られる「神農さん」こと、「少彦名神社」。
約200年前にコレラが流行した際、開発した丸薬と張子の虎で流行を収めたことから、張子の虎はお守りとして定着したとのこと。
もしかして、タイガースファンの聖地とか?
コンクリートジャングルの中に黒壁の日本家屋、小西家の邸跡。
ボンドで有名なコニシである。こちらが現在の会社のビル。
お約束の送水口です。
堺筋を歩いていたら、こんな送水口を発見。
ロボコップが中で警備してそうな送水口。レトロ建築とSF映画が合体したような猥雑さが大阪っぽくてグッド。
三井住友銀行の建物である。
日本銀行大阪支店の送水口は?チェックチェック。
みっけた。
さて、ブラ散歩も疲れてきたので梅田へ。
阪急梅田の地下2階にある「ル ブーランジェ ドゥ モンジュ」へ。
あまり見かけないライ麦100%のパン。「パン・ド・セーグル・アルモン」。棚に並んでいるのは2分の1と4分の1サイズの、ともに薄くスライスされた状態。スライスしない状態が欲しかったので店員さんに聞いてみたら、ホールのものがあるのでカットしてくれるとのこと。ありがたくお願いしました。4分の1サイズ円。
せっかく梅田に来たので、もう一つ。王道のバゲットにしようかと思ったが、ワイン漬けレーズンとクルミとオレンジピールを練り込んだハードパン330円にした。ハンドメイドパンの参考に。
ショップカードが置かれていなかったので、会計時に所望した。フランスに本店があるのだけどパンのラインナップは違っており、「日本ではここのお店だけ」とのこと。本場フランスのバゲットを、次はぜひ試してみよう。
以下、恒例の計測写真。食べ方、楽しみ方の参考にどうぞ。