みちくさの日々日々のこと

賃貸戸建て、庭で菜園プロジェクト

猛暑がようやく過ぎ去った。庭のスペースを畑にする構想を、再発動。久しぶりにウネを立てた。

賃貸の戸建てだが、庭に畑はOKなのか? ところがどっこい、こちとら、契約時に畑利用することを条件に借りているのでモーマンタイの問題なしなのである。畑OKの条件に絞って、物件を探した私。

さて、耕していたらブロックのような仕切りが出てきたぞ。前に住んでいた人はこのスペースを人工芝で覆っていたので、それ以前の人だろうか。花壇か何かを作っていたのかもしれない。土は柔らかく、好都合。

これから種まきとなるとほうれん草がいいかな。寒くなると虫も活動しなくなるので、管理が楽になるというメリットあり。葉物野菜が育てやすいのだ。

などと言いつつ、ニンジンをまいてしまった。本当は耕した後、肥料が馴染むまでしばらく待ったほうがいいのだろうけど、毎日食べる大好きな定番野菜なので、待ちきれずについつい。種は、タキイ種苗の「Dr.カロテイン」。これ、甘くてうまいのだ。

以前、市民農園で作った時、食べきれなくてご近所さんにお裾分けしたら、離乳食で赤ちゃんがパクパク食べたと、とても喜んでくれたニンジン。蒔きどきを過ぎているけど、異常気象で毎日暖かいし、育ってくれることを期待して。

地球温暖化の影響で、農家さんが育てる野菜や果物の北限が、どんどん北上しているとか。農林水産省によると、2060年代には温州ミカンの栽培適地が、南東北の沿岸部にまで北上する、との予測も。野菜も種の蒔きどきや収穫期が変わって行くと思われる。今回の庭いじり中、10月中旬だってのに、蚊に刺されたしね。フマキラーによると、蚊は気温35度以上になると活動が鈍るらしい。いま、猛暑の日々が過ぎ、きっと子孫を残すために動き始めたのだろう。蚊は蚊で、種の保存のために大変なのだ。ちょっと刺されたくらいは許してやるか。