汚してしまった図書館の本。弁償するべく中古で本を入手したので、仕事帰りに図書館に立ち寄った。
中古の本はいい状態の美品。田中修/著『植物学「超」入門』。
渡された書類に記入して問題なく弁償手続きを完了。汚した本は、図書館のバーコードを削除、印字を塗りつぶして登録を抹消が済んだら、連絡をしてもらって引き取ることに。できるだけモノを増やさない方針で生活しているのだが、いい本であるし、まあいいか。
それはそれとして。今回は古本でも手に入れることができたけど、もし探しても市場にないレア本を汚してしまったら、どうなるのだろう？先日の図書館の人とは違う、ちょっとミスターオクレ似の、係の男性に聞いてみた。古い本で市場にない場合は、お金を支払ってもらうのだとか。金額は、発売時の価格に現在の物価上昇率を加味して算出するのだそう。
じゃあ、今回の私のように、市場で定価の数倍もの値段が相場になっていたら？ オクレ似の係の人曰く、「そのような場合は、ご相談ください」とのこと。ことと次第によっては、待ってくれたりする可能性もあるような雰囲気。そうなの？分かっていれば、ネット市場で値段が下がるのをもうちょい待ったかも。
また、オクレさん、汚れたページをまじまじと見て、カラー印刷ではなくスミ一色のページであればシミをある程度抜くことが可能とも。もしかしたら、今日のオクレさんが最初に応対してくれていたら、違う結果になっていたかも？まあ、全てが後の祭り。こういうのは巡り合わせ、運だから、過去のことを考えても仕方ない。前に進むことを考えるべし、である。汚した本の図書館の登録抹消が済んだら連絡をもらうことにして、ちょっと離れたところにある「我が家の本棚」を後にした。