我が家（賃貸）の庭畑ですくすく育っているヨモギ。4月になり、かなりいい感じになったので、「スイーツおやじ部」の発動である。なんたって、「オレの名前は庭畑五十郎、もっとも、もうじき六十郎だがな」の私。おっさんならではの知恵と勇気とスキマ時間で、いろいろチャレンジするもんね。
ヨモギの葉っぱの柔らかめの部分を摘んで、数分ゆがいてミキサーでペースト状に。
小麦粉と牛乳は不使用、材料は米粉、豆乳、卵、片栗粉、ベーキングパウダー、控えめの砂糖と塩。これにヨモギペーストを入れて混ぜ、焼く。今日はバナナがあったので、刻んて混ぜた。
さらにトッピングに黒豆を加えて、大盤振る舞いだ。
冷蔵庫にあったイチゴも加えて心地よい酸味、爽やかテイストもプラス。春、満開だな。
道端で、公園で、抜群の繁殖力を発揮して繁茂するためしばしば邪魔者扱いされ、たびたびシルバー人材の皆さんに刈り取られながらも、全国各地でどっこい生きてるど根性プランツの、ヨモギ。シルバーの皆さん以外からは、見向きもされない路傍の植物にも関わらず、美味しさ満点である。
ヨモギは、草団子やよもぎ餅、ハーブなど、とても役立つ植物。学名はArtemisia princeps Pampanini。アルテミシアはギリシャ神話の月の女神・アルテミスで、婦人病への薬効に由来するネーミング。 月への有人宇宙飛行を目指すアルテミス計画も、この女神からとった計画名だ。
夜空の月を眺めながらホットケーキをパクリ。ヨモギを味わいながら宇宙の誕生と人類の未来に想いを馳せる私、庭畑五十郎なのである。
女神・アルテミスって、どんなキャラだろ？今度、調べてみよっと。
（↓嵐山の秋のヨモギです。こちらの動画もどうぞ）