みちくさの日々パン屋さんぽ日々のこと

【大阪・京都のおすすめパン屋 ハード計】大阪市西区のLouloutte(ルルット)でハード系のパン ブラ散歩・パン屋巡り編

大阪市をブラブラ散歩しながら、西区江戸堀にある人気のパン屋、「Louloutte(ルルット)」へ。今日ももちろん、狙いはハード系。

場所は靱公園の近く。近所の常連さんと思われる親子が来店しており、公園で体を動かした帰りだろうか、子供がおいしそうにパンをほお張っていた。地元で愛されている感が漂う微笑ましいムード。週末になると我が子と公園で遊んでいた、懐かしい日々を思い出す。散歩で訪ねたよそ者ながら、こちらも心が癒される。小さな出来事だけど、ブラ散歩の楽しい出会いのひとつです。

以前、この近所で働いていたことがあり、靭町(うつぼまち)って「変な町名だな」と思い調べたら、豊臣秀吉がらみのネーミングだった。さすが、大阪城の城下町。土木マニアの秀吉が整備しまくった名残りがあちこちに。以下、大阪市ホームページから。

豊臣秀吉がある日お供を従えて市中巡視をした際、町で魚商人たちが「やすい、やすい」と威勢のよい掛け声で魚を売っているのを耳にして「やす(矢巣)とは靱(矢を入れる道具)のことじゃ」と言ったので、その言葉にあやかって靱という町名がつけられたという。

大阪市HPより

店の住所、江戸堀も、ちょっと前まであった堀に由来する。自動車、トラックを人類が手にする前は、舟、舟運が物流の主役だった。つまり、川や堀が物流インフラのメイン。

で、昔の写真はないかと、いつも参考にしている国土交通省のハザードマップHPを見てみると。

1940年代の写真があった。

靭町、江戸堀界隈にズーム。

確かに堀があるぞ。現在の地図を透過で重ねる。

おもしろいので画面録画して動画を作成。

町の下に堀が、歴史が眠っていることがよく分かる。

さて、「パン オ ルヴァン プチ」と「バナナのパンプディング」を購入。

「パン オ ルヴァン プチ」300円をいろいろな角度から撮影した。

切った断面。

小ぶりだけど、みっちり密度で食べ応えあり。

こっちはバナナのプリンケーキ240円。