みちくさの日々パン屋さんぽ

【大阪・京都のおすすめパン屋 ハード計】大阪市西区のブランジュリ P&B みちくさブラ散歩

土曜日の朝8時20分。コーヒーをゆっくり飲んでいたせいで8時をやや過ぎたけど、店主は「8時か9時くらいに電話してくさい」と言ってたし、大丈夫だろうとたかをくくりながらブランジェリP&Bに電話をした。以前、取り置き予約をしなかったため、店でバゲットが売切れていたことから、今日は食いっぱぐれがないように。

電話に出たのは、今回も店主。独りで製造と開店準備もしているのだろうか。「えーと・・・。バゲットですか・・?」と、晴れやかさに欠ける店主の声。この時間で既に売り切れ?

「1本です」と答えると、やや間があって「1本なら、大丈夫です」。ギリでセーフだった様子。開店前に売り切れるにも関わらず、焼く本数を増やさない、ぶれない姿勢。お見それしやした。

16時くらいまでに取りに行けば良いとのことだったので、今日は難波の周辺をブラブラ。高島屋、南海なんば駅前の空間は、近頃、広場として整備。ヨーロッパ映画にでも出てきそうな気持ちのいい空間に。こうした場所がどんどん増えるといいなぁ。

車輪に羽の彫刻。かつての南海電鉄の社章デザインだったとか。

送水口も、もちろんチェック。こんな感じのがありました。

難波をウロウロするなら、あのビルも見に行ってみよう。

なにわのディープスポット、味園ユニバース。壁面の窓の部分から突起物が迫り出しているデザインが、なんとなくオーガニックビルを思わせる。

送水口、みっけ。

その目の前の店から、異様なオーラを感じ取った。さて、オーラの正体は?

オーラの正体はこのテーブル。脚に使っているのは送水口? いいセンス。

難波と言えば、ここの送水口は?

意外とひねりやパンチのない送水口だった。まあ、基本、遊びや笑いの要素は不要のものだしね。

さて、ブランジェリP&Bへ。

バゲットを受け取った。ショップカードが見当たらないので尋ねると、「作ってないんです」とのこと。フランス産の小麦を使うなど、素材にコストをかけているので余分な経費は避けたい様子。人気のバゲットは店頭に並ぶ前に売り切れてしまうわけだし、宣伝費をかけて客を増やしても、ということだろうか。いろいろと潔い店だなぁ。

バゲット360円。